トラブルシューティング
AACWorkflow Cloud とローカルデーモンでよく遭遇する問題 — 症状、原因、解決方法。
症状から問題を探してください。各項目では症状 / 考えられる原因 / 診断方法 / 解決方法を提供します。お使いの状況が一覧にない場合は、GitHub にイシューを登録するか、サポートにお問い合わせください。
デーモンがサーバーに接続できない
症状: aacworkflow daemon の status コマンドが offline または connection refused を表示します。AACWorkflow Cloud 側にもこのランタイムの最近のアクティビティが見当たりません。デーモンの仕組みについてはデーモンとランタイムを参照してください。
考えられる原因:
AACWORKFLOW_SERVER_URLが誤ったアドレスを指している — 未設定のままか、デフォルトのwss://api.aacworkflow.com/wsと一致している必要があります- ネットワーク / ファイアウォールによるブロック — お使いのマシンからのアウトバウンド WebSocket 通信がブロックされている
- トークンが期限切れまたは無効 —
aacworkflow loginを一度も実行していない、または PAT が取り消された - 対象のワークスペースのメンバーではない — ログインしたアカウントが、デーモンを登録しようとしているワークスペースに所属していない(register が 403 を返す)
- DNS 解決の失敗 — デーモンのマシンで
api.aacworkflow.comが解決されない
診断方法:
aacworkflow daemon logs --lines 100 # look for daemon-side errors
echo $AACWORKFLOW_SERVER_URL # confirm the address, if you set one
cat ~/.aacworkflow/config.json # verify api_token exists
aacworkflow workspace list # confirm you're a member of the target workspace解決方法: 上記の各原因を 1 つずつ対処してください。最もよくある 2 つの解決策は、カスタムの AACWORKFLOW_SERVER_URL を解除してデーモンを再起動すること(aacworkflow daemon restart)と、ログインし直すこと(aacworkflow logout && aacworkflow login)です。
タスクが queued で止まる
症状: エージェントにイシューを割り当てた後、イシューの状態はすぐに in_progress に変わりますが、長時間経ってもページにエージェント実行の兆候が見えません。aacworkflow daemon status はデーモンを online と表示しています。
考えられる原因(頻度順):
- エージェントの同時実行上限に到達 — このエージェントの
max_concurrent_tasks(デフォルト 6)が、他の実行中タスクですでに埋まっている - 同じイシューで同じエージェントの別タスクがまだ実行中 — 同じエージェント × 同じイシューは順次実行が強制されます(重複実行の防止)
- エージェントがアーカイブされている — アーカイブ後も新しいタスクはキューに入りますが、クレームできず、5 分後にタイムアウトします
- デーモンが現在のワークスペースにこのランタイムを登録していない — デーモンを再起動するか、UI でランタイムを選択し直してください
- デーモンの接続が切れた — 直近 45 秒間ハートビートがありません。
daemon statusがonlineと表示されるのは、ごく最近切断された状態を反映している可能性があります
診断方法:
aacworkflow daemon status --output json # runtime list + last_seen_at
aacworkflow agent list # check agent archived state
aacworkflow issue show <issue-id> # inspect task history解決方法:
- 同時実行が満杯 → 実行中のタスクが終わるのを待つか、
aacworkflow agent update <id> --max-concurrent-tasks 10で上限を引き上げてください - 同一イシューの順次実行 → 前のタスクが終わるのを待つか、別のエージェントに割り当て直してください
- エージェントがアーカイブされている →
aacworkflow agent restore <id> - ランタイム未登録 →
aacworkflow daemon restartするとデーモンが再登録します
WebSocket が接続できない
症状: ブラウザのコンソールに WebSocket is closed が記録されます。ページにリアルタイム更新(タスクの進捗、コメント、インボックス)が表示されず、再読み込みしないと見えません。エージェントのタスクはバックグラウンドで引き続き実行されます。
考えられる原因:
- 企業プロキシやファイアウォールが WebSocket アップグレードをブロックしている — 通常の HTTPS は通すが、
Upgradeヘッダーを取り除くネットワークもあります - JWT クッキーの期限切れまたは欠落 — 30 日の有効期限後にログインし直していない
- ブラウザ拡張機能の干渉 — 一部のプライバシー / 広告ブロック系拡張機能が
wss://接続だけを選択的にブロックすることがあります
診断方法:
- ブラウザの DevTools → Network → 「WS」でフィルタリングし、接続状態とステータスコードを確認してください
- 別のネットワーク(モバイルのテザリングなど)で試して、企業プロキシが原因かどうか切り分けてください
解決方法:
- クッキーの期限切れ → ページを再読み込みしてログインし直してください
- プロキシ / ファイアウォールがブロックしている → 別のネットワークで試すか、ネットワーク管理者に
wss://api.aacworkflow.comを許可してもらってください - それでも解決しない → DevTools の Network タブのスクリーンショットを添えてサポートにお問い合わせください
メールが届かない
症状: ログインまたは招待の受諾中にメールアドレスを送信したのに、インボックスにもスパムフォルダにも認証コードがありません。
考えられる原因:
- 配信の遅延 — まれに 1 分ほどかかることがあります
- スパム / プロモーションフォルダ — 認証メールがフィルタリングされることがあります
- 社内メールのフィルタリング — 一部の企業メールゲートウェイが自動送信メールを隔離することがあります
- メールアドレスの入力ミス — サインインページで入力した内容を再確認してください
解決方法:
- 1 分ほど待ってから、スパム / プロモーションフォルダを確認してください
- サインインページのコードを再送信をクリックしてください
- 組織で受信メールをフィルタリングしている場合は、
noreply@aacworkflow.comを許可リストに追加するよう IT 部門に依頼してください - 数分経っても届かない場合はサポートにお問い合わせください
ポートの競合(デーモン)
症状: aacworkflow daemon start が address already in use で失敗します。
考えられる原因:
- デーモンの health ポートが使用中(デフォルト
19514、プロファイルごとにハッシュでオフセット) - 別のデーモンプロファイルがすでに同じポートにバインドしている
診断方法:
lsof -i :19514 # macOS / Linux
netstat -ano | findstr :19514 # Windows解決方法: 競合しているプロセスを停止するか、aacworkflow daemon start --profile <name> で別のプロファイルとして追加のデーモンを実行してください。プロファイルごとに異なる health ポートが自動的に選ばれます。
ログの場所
| 構成要素 | 場所 | コマンド |
|---|---|---|
| デーモン | ~/.aacworkflow/daemon.log(バックグラウンドモード)またはフォアグラウンドの stdout | aacworkflow daemon logs -f --lines 100 |
| デーモン(クラッシュ) | ~/.aacworkflow/daemon.err.log | 直接開く——パニックや起動初期のエラーはここに記録されます |
| フロントエンド(ブラウザ) | DevTools → Console | F12 を押す |
バックグラウンドモードでは daemon.log はサイズでローテーションされ(デフォルトは 20MB × gzip バックアップ 5 世代。AACWORKFLOW_DAEMON_LOG_MAX_SIZE_MB / _MAX_BACKUPS / _MAX_AGE_DAYS で調整可能)、開けないほど大きくなることはありません。
より詳細なデーモンログが必要な場合は、デーモンをバックグラウンドからフォアグラウンドに移してください: aacworkflow daemon stop && aacworkflow daemon start --foreground。フォアグラウンドで実行すると、ログはローテーションファイルではなくターミナルにリアルタイムで出力されます。